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新しい住まいの設計 2005年7月号掲載
□設計期間 2003.04 - 2003.12
□工事期間 2004.02 - 2004.08
□用 途 個人住宅
□敷地概要
・敷 地 東京都練馬区
・敷地面積 147.61㎡(44.65坪)
・用途地域 第1種中高層住居専用地域
・法定建蔽率/容積率 70%(角地加算)/200%
・防火地域 準防火地域
□計画概要
・建築面積 98.54㎡(29.80坪)
・延床面積 171.98㎡(51.59坪)
・建蔽率/容積率 66.75%/103.04%
・構造規模 木造・2F建
・最高高さ 6.433m
本計画地は練馬区に位置し、4人家族の子世帯の住宅を既存母屋の庭部分に建設するという計画である。「開放的でありながら重厚感があり落ち着いた建物」というのが最初の施主側の要望であった。
敷地は南側・東側道路の角地で、東側道路は環七の抜け道になっており、6mの一方通行道路でも交通量が非常に多い道路である。このような周辺状況を踏まえ建物内部のゾーニングは、1階に2台分の駐車スペースと多目的に使用する共用スペース・水廻り・主寝室等を配置し、家族がもっとも長くいる部屋、つまりリビング・ダイニング・キッチンは2階へ配置している。リビングと南側デッキテラスとは全開放のサッシで連続し、開放感を持たせ、一体的に使用することが可能なようにしている。2階には他に和室と子供部屋も配置しているが、各間仕切りを開け放すことでほぼワンルームのような使い方も出来るように考慮している。また、北側にはデザインされた重厚なストリップ階段を含めた吹抜を設け、1階との軽やかな連続性も確保している。吹抜やストリップ階段を介して共用スペースには、柔らかな光が差し込んでいる。外観は、敷地形状から北側斜線にかからない部分を立方体のボリュームとして見せ、外壁には黒色のガルバリウム鋼板角波を使用。重さを表現するためにエントランス廻りや南側の集合住宅からの目隠し部分にスクラッチタイルを使用。対照的に軽く見せる部分は吹付材とし、外観に変化を与えている。落ち着いた、しかし、どことなく懐かしい雰囲気のスクラッチタイルと現代的なガルバリウム鋼板が上手く調和されている。
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