鳩ケ谷の家
築13年の実家を同居とともに単世帯住宅から二世帯住宅へと改築するプロジェクトである。 既存住宅は細かく間仕切られた部屋が多くあり、二世帯住宅の住まいとして使用勝手や採光上の問題があった。 また、既存の図面などもほとんどなく、現場調査等々現状図面の作成から始まった。 1階が親世帯・2階を子世帯として計画し、音の問題等も含め上下階の部屋の用途はできるだけ同じ配置になるように検討した。 また、子世帯は家族構成がまだ確定していないため、フレキシブルに使用できるように各スペース間に引込の扉を設置した。 ダイニングはキッチンと一体感が出るように床を約40㎝上げ、キッチンの天板の高さとダイニングテーブルの高さを揃えている。 リビング部分には全体の空間を軽やかに間仕切るように上部に木のルーバーを設置し、雰囲気を演出している。
計画概要 | |
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延床面積 | 135.50㎡(40.98坪) |
建蔽率/容積率 | 38.06%/70.48% |
構造規模 | 木造・2階建 |
敷地概要 | |
所在地 | 埼玉県鳩ヶ谷市 |
敷地面積 | 431.00㎡(130.37坪) |
用途地域 | 第1種低層住居専用地域 |
法定建蔽率/容積率 | 60%/100% |
防火地域 | 指定なし |
設計期間 | 2007.06 - 2008.02 |
工事期間 | 2008.06 - 2008.12 |
用途 | 個人住宅(改築工事) |